よくやった!?出演者も映画の体をなすのか不安だった、大きな山場のない会話劇映画「セトウツミ」の舞台挨拶の紹介です。
「セトウツミ」 瀬戸と内海という大阪の高校生が放課後に会話するだけのマンガです。瀬戸と内海だから「セトウツミ」、この時点で脱力感を感じた人は正解。そんな作品だからです。キャッチコピーは「この川で暇をつぶすだけのそんな青春があってもええんちゃうか」ですから、喋るだけの青春脱力系マンガです。アンニュイという響きが似合います。
だからこそ、よく映画化したな、というのが本音でしょう。出演者もただ川原で会話しているだけ(しかも撮影は1週間程度で終了)で映画の体をなすのか不安だった(池松壮亮 談)と語る通り、ただ川原で会話しているだけの映画です。ほんと、よく企画通ったな・・・。
インテリメガネの瀬戸役に池松壮亮、元サッカー部の内海訳に菅田将暉、高校のマドンナ樫村役に中条あゆみが出演。あとほかにも出演者いますが、基本この三人(というより瀬戸と内海のふたり)で映画は展開するでしょう。
映画「セトウツミ」初日舞台挨拶の場所と日時は、
・新宿ピカデリー(東京)で、 9:00の上映終了後と、 11:30の上映前に、
・なんばパークスシネマ(大阪)で、 15:35の上映終了後と、 16:10の上映終了後に、監督の大森立嗣、池松壮亮、菅田将暉、中条あゆみが登壇予定です。
関西弁の独特のイントネーションの会話の苦労話など、舞台挨拶の場で聞けそうですね。登壇者の会話も映画同様楽しんでください。